新潟県中越地区に位置する西山町は、西に広がる日本海と、東に連なる越後の山々に囲まれた地域です。
この地は、肥沃な粘土質の土壌と寒暖差のある気候に恵まれており、
これらの自然環境が旨味豊かなお米を育んでいます。
古くから米作りに適した土地として知られ、平安時代から鎌倉時代にかけて荘園制度のもとで
水田開発が進められ、江戸時代には天領として重要視された歴史があります。

この豊かな土地で、土作りから丹精込めて稲作に取り組むのが、安野広明氏が主宰する農業法人「有限会社ファーミング・スタッフ」です。安野氏は、父・安野検一氏から受け継いだ圃場で、親子二代にわたる豊富な経験をもとに、詳細なデータに基づいた徹底した育成管理を行っています。
まず、良質な遺伝子を持つ苗を厳選し、粘土質の土を活かしながら、田から水を抜いて一旦生育を止めることで、苗が本来持つ生命力を引き出して育てていきます。

その間、ドローンを用いて田全体を観察し、生育調査を細やかに行うことで、肥料の投与量やタイミングを正確に測定し、病気や生育のばらつきを防ぐため、過剰な成長を抑えたきめ細やかな管理を徹底しています。
こうして収穫された「天領地こしひかり」には、従来の慣行栽培に比べて50%以上の農薬と化学肥料を削減した、新潟県認証の特別栽培米「爽秋(さっしゅう)」と、JAS有機認証米「麗秋(れいしゅう)」があります。これらのお米は産地で丁寧に精米され、新鮮で安全なお米を皆様にお届けしています。