山梨県は、桃の生産量で日本一を誇ります。
世界的に見ても、これほど品質と量を高い水準で実現している産地は、そう多くはありません。
澄んだ空気と水、昼夜の寒暖差が大きい気候、長い日照時間など、恵まれた自然環境が育んでいます。
しかし、山梨の桃の本当の魅力は、「人の手」が育てているということ。
自然と対話しながら、農家の方々が丁寧に手をかけているのです。
その努力は、実の育成にとどまらず、土づくりから始まります。
美味しい桃を育てるには、まず木が元気であること。
そのために山梨の農家は、長年にわたり土壌改良に力を注いできました。
有機質を含んだ土、適度な水はけ、微生物のバランスを整えた健やかな土壌。
見えない部分にこそ、桃づくりの未来が宿っていると信じているからです。

一玉一玉に袋をかけ、日差しの調整をしながら虫や病気から守る作業も欠かしません。樹に実らせる桃の数も厳選し、ひとつの実に栄養を集中させる。雨が多い年も、猛暑が続く年も、経験と勘、そしてたゆまぬ努力で“その年の最高”を目指して育て上げています。

山梨の桃の魅力は、その多様性にもあります。
6月には、爽やかな甘みとほどよい食感の「日川白鳳」、7月になるとジューシーでとろけるような果肉の「白鳳」や「浅間白桃」が旬を迎えます。8月には濃厚な甘さとしっかりした歯ごたえの「川中島白桃」や「一宮白桃」が登場。
品種によって旬も食感も味わいもまったく異なり、ひと夏を通してさまざまな「桃の表情」に出会うことができます。

「桃って、こんなに違うんだ」と、きっと驚かれるはずです。甘さも、香りも、舌ざわりも、ひとつとして同じではありません。それぞれの時期、それぞれの畑で、個性豊かな桃たちが、あなたに出会うのを待っています。だからこそ、また次のひと玉が楽しみになる。
自然と人の手が織りなす、一期一会の味わいを山梨からお届けいたします。
春になると、一面が桃の花で染まる山梨県笛吹市。まるで夢のような景色から、この地は「桃源郷」とも呼ばれています。
その中心に、ひときわ強い存在感を放つ桃農園──それが株式会社 斉藤農園です。
この豊かな自然の中で、斉藤農園は長年にわたり、必要最低限の農薬と施肥にとどめた「エシカルな桃づくり」に真摯に取り組んできました。
自然と共に生きる栽培方法は、まさに“人と大地との対話”。
その真摯な姿勢が生み出す桃は、国内外の高級果実市場からも高く評価されています。

なかでも、糖度15度以上・大玉の桃は「至高のまぼろしの桃」としてブランド化。高級百貨店や専門店、そして海外へと届けられています。選果・出荷の工程では、空調管理された最新の作業場と透過型内部品質センサーを導入し、見た目だけでなく果実の“中身”まで徹底チェック。わずかな劣化も見逃さない、厳格な品質管理体制が整っています。

斉藤農園の強みは、自然条件にもあります。農園が位置する石和町は、かつて高級産地として知られた春日居に隣接し、同様に水はけのよい砂質土壌を持っています。梅雨時でも水分が過剰にならず、糖度の安定した桃が育ちやすい。さらに地下水位が高いため、安定した潅水も可能。この環境に、有機物を多く含んだ丁寧な土づくりが重なり、力強く甘い桃が育まれているのです。

そして、もうひとつの柱が「多品種の安定供給」。斉藤農園では、早生・中生・晩生をあわせて24品目もの桃を約2か月間にわたって取り扱っています。これは、地域の生産者と築いたアライアンスと、社長・齊藤國雄氏が主導する共同選果場の存在があるからこそ可能な体制です。収穫データはすべて蓄積・分析され、生産者へとフィードバック。ともに技術を高め合い、地域全体の品質向上へとつなげています。
「山梨の桃は、日本一、そして世界一である」──その誇りと使命感を胸に、斉藤農園からお届けする桃をご賞味ください。

日川白鳳
(ひかわはくほう)
果肉:白色、やわらかく果汁が多い
収穫期間:6月下旬〜7月上旬
糖度:11〜13度
食味:なめらかな口当たりで果汁が豊富。
香りが良く、甘さが際立つ。

みさか白鳳
(みさかはくほう)
果肉:白色、緻密でしっかりめの肉質
収穫期間:7月上旬〜中旬
糖度:11〜13度
食味:上品な甘みと香り、果汁が多く、
口いっぱいに甘さが広がる。

白鳳
(はくほう)
果肉:白色、繊維が少なくとろけるよう
収穫期間:7月中旬〜下旬
糖度:11〜13度
食味:口当たりなめらかで、果汁たっぷり。
甘さと香りが調和。

一宮白桃
(いちのみやはくとう)
果肉:白色、やや硬めでしっかり
収穫期間:7月下旬〜8月上旬
糖度:11〜13度
食味:食べ応えがあり、濃厚な甘みと香りの高さが特徴。

黄金桃
(おうごんとう)
果肉:黄色、しっかりめで緻密
収穫期間:8月上旬〜8月中旬
糖度:12〜14度
食味:酸味と甘みのバランスが良く、濃厚な味わい。
果汁も豊富。

川中島白桃
(かわなかじまはくとう)
果肉:白色、しっかりめで緻密
収穫期間:8月中旬〜8月下旬
糖度:12〜14度
食味:酸味が少なく、甘みが強調される。
果汁豊富で食べ応えあり。
収穫時期や糖度は、気候やその他の条件によって変動する場合があります。

このチャートは、桃の品種ごとの特徴を「硬さ(左が硬く、右が柔らかい)」と「甘さ(上が甘く、下がさわやか)」の軸で簡単にまとめたものです。桃選びの際に、お好みに合わせてご参考ください。
この図はあくまで目安であり、天候や育成条件によって、収穫時期や甘さ・硬さが変わる場合があります。また、実際にお届けする桃は、その年の気候や産地ごとの特徴が加わるため、個体差もあります。あらかじめご了承ください。
6種の厳選桃を、旬の味わいそのままに、6月~8月まで毎月お届け!
日川白鳳、みさか白鳳、白鳳、一宮白桃、黄金桃、川中島白桃それぞれの品種が持つ甘み・香り・食感の違いを存分に楽しめる、贅沢な桃の味めぐり。

6月の爽やかな甘さの日川白鳳から、真夏の濃厚な甘みの川中島白桃まで。
ひとつひとつの桃が育った季節と土地の風味を感じていただけます。
みずみずしくさっぱりした白鳳系の爽やかな甘み、黄金桃のまろやかなコクとほんのりとした香り、濃厚でジューシーな川中島白桃の存在感。
届く桃が異なる味わいで、食べ比べる楽しさも倍増です。
忙しい日々の中でも、季節の移ろいを感じながら、極上の桃をゆったり味わえます。
今だけの贅沢な味わいの旅を、ぜひご自宅で。